3月3日、テレビ朝日「スーパーモーニング」で、稲城南山開発と保全問題を放映「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲監督(スタジオジブリ)が、南山開発の不合理を告発!
急ガケの上の樹木を伐採、抜根。すぐうしろを掘り下げ、「造成工事安全テスト工事」を計画。
3月3日、都多摩建築指導事務所交渉で判明急がけと人工山が集中豪雨などで崩壊し、下の畑・家屋に大量の土砂流が押し寄せる大被害が発生することが予想されます。都にも、住民にも、具体的計画は何も示さずに強行することは、絶対に許せません。
住民に見えないところで【宅造安全性テスト】の名で、危険極まりない工事をすすめていることが判明しました。当初、南山グランドで計画していたテストを、「近隣住民に迷惑をかけない山の方に移した」との理由で山の方に変更したと組合は言っているようですが、実は、住民に見えないように、急崖の裏側を掘り下げ、約5万立方メートルの土砂を積み上げて人工の山を築き、1年間かけて宅地が崩壊しないかテストを行なうというのです。裏を掘り崩して、「急がけ」だけが屏風のように残されます。下には、畑や人家があります。「崖が崩壊し人命や財産が失われる危険を無視してまで、秘密裏に工事を無理やり進めよう」という許しがたい姿勢です。里山の会は、都指導事務所との交渉の中で、厳重に組合と施工者の大成建設を指導するよう申し入れました。
許せない「無法工事」!「生活道路」を、1000台以上の工事大型車がわずか1ヶ月の工事で通過。工事初日に、大型車が街路樹をこすり傷つける事故が発生!
★1ヶ月の工事車輌
10トンダンプ→500台
4トンンダンプ→20台
25tトレーラー→45台
タンクローリー→25台
ミキサー車→3台
合計片道 593台 約束していた「協定書」締結も一方的にほごにし、工事被害補償のための住宅写真撮影も中途にして、2月26日工事強行着工。大型トレーラーが道路の角を曲がりきれず、歩道に乗り上げ、街路樹を傷つける事故が起きました。大きな鉄板を積んだトレーラーが歩道に乗り上げ、傾いた荷台から落下する事故も心配されます。歩行者を傷つける事故が起きたら・・・取り返しのつかないことになります。
住民との工事説明書・協定書もないまま、本格工事が始まれば、何万台の大型ダンプ、作業車が、生活道路を通過することになり、子どもたちや歩行者の安全、道路、街路樹、沿道家屋への被害が心配されます。
このような無法を許さないために南山開発アセスのやり直しを都に、厳重に申し入れましょう!
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みなさまの署名で何かが動くかもしれない!?
ご協力お願いいたします 。
『東京都稲城市のタヌキの暮らす多摩丘陵(南山)開発事業見直しを求める署名』
http://www
.shomei.tv/project-817.html
企画者『稲城里山元気塾』
「平成狸合戦ぽんぽこ」(スタジオジブリ)高畑勲監督が、南山探訪。? 2月19日
★高幡監督は、2006年1月17日の朝日新聞で、多摩丘陵への思いを語っています。
南山を歩き、稲城の里山と史蹟を守る会・市村代表と会のメンバーと懇談しました。監督の南山への感想とねがいを色紙に書いていただきました。
市民連絡会・市議会請願署名、2月19日提出
?2万1080筆前回を上回る成果! 市民の願いが市議会で通るように、市議会を埋めつくす大傍聴を!3月16日 建設環境委員会請願審査
3月30日 本会議請願採決
市議会事務局で登録すれば傍聴は自由にできます。
里山の会、都各局に緊急申入れー問答無用の工事強行をストップするよう指導を!
2月12日 都多摩建築指導事務所
問答無用の工事強行に対して、関係住民に事前説明をして、意見を十分い聞くように指導してほしい旨申し入れました。また、急崖の真上の樹木を伐採、抜根して、5万立法メートルの土砂を積み上げ、崩壊実験を実施することは、急崖の崩壊を誘発する危険があり、中止することを指導してほしいことも申し入れ、都指導事務所も送球に事実を確かめ指導することを約束しました。
2月16日 都・都市整備局(市街地整備部宇佐美吉久副参事他)
問答無用の乱暴な工事が強行されていることを強く訴えました。
清算金や移転補償、減歩など事前協議を十分やらずに、12月末に、仮換地指定を通知したために多くの地権者が不服申し立ての準備をしていること、工事用道路を、稲城駅前の住宅街の生活道路を使うプランを発表し、住民の反対意見を無視して工事着工をしようとしていること、急峻なガケの上の樹木を伐採,抜根して、5万トンの土砂を積み上げ崩壊実験をやろうとしていることなどの実態を訴え、都として指導してほしい旨訴えました。
2月16日 都・産業労働局(農林水産部、植竹一郎森林課長)
根方谷戸の保安林解除について申請があれば、里山の会に至急連絡がほしいこと。異議申し立てをすることなどを訴えました。根方谷戸上流部分の樹木を伐採し、12個の大きな雨水浸透マス設置工事をしており、根方谷戸に噴出し、崩壊する危険があるので、至急チェックしてほしい旨陳情しました。
2月19日 都・環境局(近藤豊環境影響評価課長)
土砂30万㎥を外部搬出するような大幅計画変更をしており、アセスのやり直しは当然。工事変更案も提出せず、実質工事をどんどん先行するのはおかしい。都が約束したように、至急アセス評価項目変更案を提出させて、アセス見直しを指示するかどうか検討してほしい旨訴えました。また、都が「地区内に営巣していない」と言っていたオオタカが、里山の会の定点観測では、つがいの求愛飛行まで観測されていること、奥畑谷戸で、希少なシダ類が生育していることなど資料を示して、動植物の面でもアセスをやり直すことが必要なことを訴えました。
都市整備局への申入れ(2月16日、都庁)
★引き続き、オオタカ保全関係の都・環境局自然環境担当への申入れを行なう予定です。日時は追って連絡します。
★工事について、稲城市当局に稲城駅周辺環境を考える会が繰り返し申入れをしています。