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稲城の里山と史蹟を守る会

里山ニュースNO45,09,3,ひどい稲城駅前工事

3月3日、テレビ朝日「スーパーモーニング」で、稲城南山開発と保全問題を放映「平成狸合戦ぽんぽこ」の高畑勲監督(スタジオジブリ)が、南山開発の不合理を告発!


急ガケの上の樹木を伐採、抜根。すぐうしろを掘り下げ、「造成工事安全テスト工事」を計画。

3月3日、都多摩建築指導事務所交渉で判明


急がけと人工山が集中豪雨などで崩壊し、下の畑・家屋に大量の土砂流が押し寄せる大被害が発生することが予想されます。都にも、住民にも、具体的計画は何も示さずに強行することは、絶対に許せません。

住民に見えないところで【宅造安全性テスト】の名で、危険極まりない工事をすすめていることが判明しました。当初、南山グランドで計画していたテストを、「近隣住民に迷惑をかけない山の方に移した」との理由で山の方に変更したと組合は言っているようですが、実は、住民に見えないように、急崖の裏側を掘り下げ、約5万立方メートルの土砂を積み上げて人工の山を築き、1年間かけて宅地が崩壊しないかテストを行なうというのです。裏を掘り崩して、「急がけ」だけが屏風のように残されます。下には、畑や人家があります。「崖が崩壊し人命や財産が失われる危険を無視してまで、秘密裏に工事を無理やり進めよう」という許しがたい姿勢です。里山の会は、都指導事務所との交渉の中で、厳重に組合と施工者の大成建設を指導するよう申し入れました。


許せない「無法工事」!「生活道路」を、1000台以上の工事大型車がわずか1ヶ月の工事で通過。工事初日に、大型車が街路樹をこすり傷つける事故が発生!


★1ヶ月の工事車輌
10トンダンプ→500台

4トンンダンプ→20台

25tトレーラー→45台

タンクローリー→25台

ミキサー車→3台

   合計片道  593台

約束していた「協定書」締結も一方的にほごにし、工事被害補償のための住宅写真撮影も中途にして、2月26日工事強行着工。大型トレーラーが道路の角を曲がりきれず、歩道に乗り上げ、街路樹を傷つける事故が起きました。大きな鉄板を積んだトレーラーが歩道に乗り上げ、傾いた荷台から落下する事故も心配されます。歩行者を傷つける事故が起きたら・・・取り返しのつかないことになります。



住民との工事説明書・協定書もないまま、本格工事が始まれば、何万台の大型ダンプ、作業車が、生活道路を通過することになり、子どもたちや歩行者の安全、道路、街路樹、沿道家屋への被害が心配されます。

このような無法を許さないために南山開発アセスのやり直しを都に、厳重に申し入れましょう!
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