稲城の里山と史蹟を守る会

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南山開発に反対する動議に3時間の大議論!

稲城市議会は「南山開発」の予算を承認!!
3月27日の市議会で、稲城市は「南山土地区画整理組合」の開発事業を補助する予算を承認しました。
この区画整理は組合が行い、その後大成建設・野村不動産・大和ハウスが、宅地造成及び販売事業を、今後約10年をかけて行うものですが、その工事は、8月末に着工を予定されています。そして、稲城市はこの事業に約20億円の補助金を支出しようとしています。
平成20年度予算は、そのスタート部分であり、予算額は「5千万円」でしたが、一度着工したら、今後数年間に渡り20億円を支出せざるを得なくなる・・と言う状況にあります。
地球温暖化が深刻になり、東京都も里山保全に動き出している昨今、8万本の木を切り、自然豊かな87ヘクタールの里山を、マンションが立ち並び、道路が張りめぐされるニュータウンにする事業は、いかにも時代遅れの工事であり、後世の笑いモノになるでしょう。子供や孫の世代の豊かさを全く考えていない事業に、石川市長を始め行政の見識を疑う判断だと思います。このような事業に、我々は税金を出したい・・と思うでしょうか?

南山開発に反対する動議に3時間の大議論!
この予算特別委員会では、石川市長が提出した予算案に対し、「南山開発事業補助金の組替え動議」が、「市民自治を前進させる会・荒井議員」より提出され、3時間に及ぶ大議論となりました。
この20億の補助金支出は、これにとどまらず、南山に市街地が出来れば学校やその他の施設が必要になり、更に100億前後の支出に繋がる事になります。「稲城砂層」と言う脆弱な地盤に対する大造成工事の危険性、稲城市民の宝と言える豊かな自然を破壊してまで「府中市の墓苑」を作らねばならないのか、市民憲章で「土の香り・・・」と言うビジョンを掲げる稲城市が、南山の8ヘクタールの農地をなくし、2ヘクタールしか残らないような事業は、ホントに市民が望んでいるのか、更に100億円もの支出は稲城市の総予算490億に比べても巨大な支出だが、どんな街作りをして行こうという検討に、市民は入っていないではないか・・!など荒井議員は高い見識で必死の訴えをしました。
これに対し、けんけんがくがくの大議論の応酬になりましたが、どの議員も正面からの反論の出来た議員はいませんでした。民主党の市議3名は、「永年検討して来た事だから・・・、地権者の皆さんが苦労して来ているから・・・、市長の方針に賛成・・・、今更組替え動議を出すのはタイミングがオカシイ・・・」と、猛烈に市長の応援演説を行い、「地球温暖化が深刻化している時にこれで良いのか」、「8万本の木を伐るインパクト」、「市民が本当に臨んでいる事なのか」、「市民憲章からみて、将来どの様な街作りをして行くのか」、「100億円もの支出に市の財政は健全化できるのか、次世代に負の遺産を残す事にならないのか」・・・・と言った、市民が疑問に思う事には答えていませんでした。

結果的に「南山の開発を見直す」為の組替え動議は賛成7、民主党・公明党などの議員が反対14で、否決されました。しかしながらこの「南山の開発を見直す」動議に、7名の議員が賛成した・・つまり「3分の1」が見直すべき・・・との意思表示をした訳で、これは過去何年かを振り返って見ても初めての傾向です。
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テーマ:東京 - ジャンル:地域情報

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